オゾン水とは、オゾンが溶け込んだ水のことです。
オゾン水は、「除菌水」や「殺菌水」などと呼ばれたりもしています。
その効果の高さは、歯科医院などの医療機関でも器具の滅菌に使われていることを考えていただけるとイメージしやすいかと思います。
当ブログ上での言葉の使い方について
あなたは、「殺菌」と「消毒」の違いをご存知でしょうか?
私は過去に衛生関係のお仕事をしていたこともあり、その違いをよく理解していますが、一般の方はそれほど詳しく知らないのではないでしょうか?(詳しく知る必要性もあまりないですしね...)
殺菌と消毒だけではなく、滅菌や除菌、抗菌や静菌という言葉もあり、(厳密にいうと)それぞれの言葉の意味は異なります。
しかーし、当ブログでは、分かりやすくお伝えするために、よほどのことがないかぎり「除菌」という言葉でまとめようと思います。
そうしないほうが良いときなどは、その都度の判断でご説明します。
その違いを詳しく知りたい人もいるのでは、と思い、記事にしましたので興味がある方はこちらをご覧下さい。
除菌・消毒・殺菌・滅菌などの違い
オゾン水の特徴
オゾン水の特徴は、いくつかありますが、
- 除菌効果が非常に高いこと
- 水道水をもとに誰でも簡単に作れること
- 一定時間が経過するとオゾンは酸素に戻ること
この3つが大きいかと思います。
オゾンには残留性がなく、安全なため、厚生労働省が定める食品添加物にも認められています。
その代わりといってはなんですが、そのオゾン水に溶け込んでいるオゾン濃度を長時間保持することはできません。
一般的に、オゾン水のオゾン濃度は「21分ごとに半減する」とされています。(オゾン水生成器の機種などは関係ありません)
ただし、これはあくまでも理論値であり、その濃度を計測すると実際には半減とまではいきません。
とはいえ、時間とともに濃度が低下することは間違いありませんので、オゾン水を作ったら、なるべく早く使い切ってしまうことが効果が高い使い方だといえます。
オゾン水の利用シーン
オゾン水は、医療機関の器具の洗浄や、清掃業、自動車関連業、野菜や果物の農薬除去、はたまた赤ちゃんのおもちゃの除菌など、実に幅広く活用されています。
加えて、ここ数年では、ファブリーズなど除菌スプレーの危険性も一般の人たちに広く知られるようになり、代替品として、オゾン水をスプレーボトルに入れた「オゾン水スプレー」などとしても利用されています。
我が家では、お恥ずかしながら常に無農薬野菜を購入できる家庭ではないため、私の場合、野菜や果物の農薬除去がオゾン水を利用する入り口でした。
オゾン水生成器のベストセラー商品でもあるオゾンバスターがあれば、誰でも簡単に高濃度のオゾン水が作れます。